漏電遮断器(ELB)の役割と正しい点検方法|いざという時に正常動作させるための確認手順を帯広・十勝の現場からまとめました

現場の技術・知識

こんなお悩みはありませんか?

  • 漏電遮断器(ELB)のテストボタンを一度も押したことがなく、正常に動くか不安
  • 分電盤内のブレーカーが「漏電ブレーカー」かどうか、どうやって見分けるかわからない
  • 古い漏電遮断器があるが、いつ交換すべきか判断できない

 この記事では、漏電遮断器(ELB)の役割・仕組み・テストボタンによる点検方法・交換の目安を、帯広・十勝エリアで50年以上の施工実績を持つセイトー電設が解説します。

📖 読了時間の目安:約8分

 セイトー電設は帯広・十勝エリアで創業50年以上、住宅・農業施設・工場の電気工事・点検を手がけてきました。漏電遮断器の交換・不具合対応も多数実績があります。

漏電遮断器(ELB)とは?通常のブレーカーとの違い

 漏電遮断器(ELB:Earth Leakage Breaker)は、回路に流れる電流の行き・帰りのバランスを常時監視し、漏電(電気が意図しない経路に流れ出す現象)を検知した瞬間に自動で電気を遮断する保護機器です。漏電電流が設定値(一般的に30mA)を超えると0.1秒以内に遮断します。

 通常の配線用遮断器(MCB・MCCB)は「過電流・短絡」を検知して遮断しますが、漏電は検知できません。漏電遮断器はこれに漏電検知機能を加えた機器です。外見上の違いは「テストボタン」の有無で確認できます。テストボタンがあるものがELBです。

設置が義務・推奨される場所

  • 水気のある場所(洗面所・浴室・厨房・洗車場・農業施設など)
  • 移動して使用する電動工具・延長コードを接続する回路
  • 住宅の主幹ブレーカー(分電盤の入口)
  • 自動車充電設備(EV充電器)の回路

年1回は必ず確認。テストボタンによる動作確認の手順

 漏電遮断器は電気設備技術基準により、定期的な動作確認が推奨されています。家庭・事業所ともに最低年1回はテストボタンで動作確認を行ってください。手順は以下のとおりです。

  1. テストボタンを押す前に、遮断器がトリップ(落ちる)した場合に困る機器がないか確認する
  2. テストボタンを指で押す(強く押す必要はありません)
  3. 遮断器がトリップ(OFF状態)になれば正常動作
  4. レバーを一度OFFに倒してからONに戻す(リセット)

 テストボタンを押してもトリップしない場合は、漏電遮断器が正常に動作していない可能性があります。早急に電気工事士による点検・交換をご依頼ください。

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漏電遮断器の交換時期と劣化のサイン

 漏電遮断器の推奨交換年数の目安は13〜15年です(メーカーによって異なります)。内部の電子部品・電磁コイル・接点が経年劣化します。以下のいずれかに該当する場合は早めの交換を検討してください。

  • 設置から15年以上が経過している
  • テストボタンを押してもトリップしない(動作不良)
  • 漏電していないのに頻繁にトリップする(誤動作の疑い)
  • 本体が変色・変形・焦げ臭がする
  • メーカーが製造終了・部品供給終了している

帯広・十勝エリアの現場事例

 事例① 帯広市内の住宅 築25年の住宅でテストボタンを押してもトリップしないことが判明。設置から20年以上が経過した漏電遮断器を交換し、正常動作を確認しました。

 事例② 十勝の農業施設 農業ハウスの電源回路で漏電遮断器が頻繁にトリップ。調査の結果、機器の絶縁劣化ではなく漏電遮断器自体の誤動作と判明し、交換で問題が解決しました。

よくある質問

Q. 漏電遮断器が頻繁にトリップします。漏電ですか?

 漏電遮断器が頻繁にトリップする原因は、①実際の漏電、②漏電遮断器自体の誤動作、③過電流、の3つが考えられます。まず絶縁抵抗測定で漏電の有無を確認し、漏電がなければ漏電遮断器の交換を検討します。セイトー電設で原因調査から対応まで一括してご相談いただけます。

Q. 漏電遮断器と配線用遮断器(ブレーカー)はどう違いますか?

 配線用遮断器(MCB)は過電流・短絡時に電気を遮断しますが漏電は検知しません。漏電遮断器(ELB)はこれに漏電検知機能を加えたものです。テストボタンがあるものがELBです。住宅・事業所ともに水回りの回路にはELBの設置が推奨されます。

Q. 漏電遮断器はどこで交換してもらえますか?

 電気工事士の資格を持つ電気工事会社が対応します。分電盤内の機器交換は電気工事士の有資格者のみが行える工事です。セイトー電設では帯広・十勝エリアの漏電遮断器の点検・交換に対応しています。

まとめ

  • 漏電遮断器(ELB)は漏電を検知し瞬時に遮断する保護機器で、感電・電気火災防止に欠かせません
  • 年1回のテストボタンによる動作確認が必要です。押してもトリップしない場合は要点検です
  • 推奨交換年数の目安は13〜15年。設置から15年以上の機器は早めの交換検討を
  • 頻繁なトリップの原因は漏電・誤動作・過電流の3つで、原因によって対処が異なります
  • 点検・交換はセイトー電設にご相談ください。帯広・十勝エリア対応、現地確認無料です

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