なぜ築20年を超えるとブレーカーが頻繁に落ちる?原因と対処法を徹底解説

一般電気工事

こんなお悩みはありませんか?

  • 築年数の経った家で、最近ブレーカーが落ちる回数が増えた
  • 建てた当初は問題なかったのに、急に電気トラブルが増えた気がする
  • 古い家だから仕方ないと思いつつ、対策があるなら知りたい

築20年以上が経過した住宅では、当時の暮らし方と今の電気の使い方にズレが生じ、ブレーカーが落ちやすくなることがあります。この記事では、その理由と対策について、十勝エリアの住宅事情を踏まえながらわかりやすく解説します。

📖 読了時間の目安:約7分

セイトー電設は帯広・十勝エリアで創業50年以上、地域の住宅・農業・工場の電気工事を手がけてきました。この記事は築年数の経った住宅からのご相談で実際によくうかがう内容をもとに作成しています。

「昔は平気だったのに」築年数の経った家で増えるブレーカートラブル

「建てたときはこんなことなかったのに、最近になってブレーカーがよく落ちるようになった」というご相談を、築20年以上の住宅にお住まいの方から特に多くいただきます。実はこれは家の劣化だけが原因ではなく、当時と今の電気の使い方の違いが大きく関係しています。

建築当時と今とでは「電気の使い方」がまるで違う

20年前と比べると、家庭で使う電化製品の数は大きく増えています。エアコン、電子レンジ、IH調理器、パソコン、EV充電設備など、当時は想定されていなかった家電が今では当たり前のように使われており、建築当時の分電盤や配線の容量では対応しきれなくなっているケースが少なくありません。

放置すると起こりうる劣化と危険性

「ブレーカーが落ちるだけだから大丈夫」と思われがちですが、築年数の経った住宅では配線自体の劣化が進んでいることもあり、単なる使いすぎでは済まない場合があります。

配線の被覆は年月とともに硬化・劣化し、内部で微小な断線や漏電が起きやすくなります。実際に、築30年を超える住宅の点検で、壁内の配線被覆にひび割れが見つかり、漏電の一歩手前だったという事例もあります。放置すればブレーカーが落ちるだけでなく、電気火災のリスクにもつながりかねません。

分電盤自体の寿命も見逃せないポイント

分電盤にも寿命があり、一般的に設置から20〜30年が交換の目安と言われています。内部の部品が経年劣化することで、本来の性能を発揮できなくなり、ブレーカーが不安定に落ちやすくなることもあります。

解決策は「原因の切り分け」と「必要な工事の見極め」

築年数の経った住宅でブレーカーが落ちる場合、原因は「電気の使いすぎ」なのか「配線・分電盤の劣化」なのかを見極めることが重要です。セイトー電設では、まず現地で分電盤と配線の状態を確認し、原因に応じた対策をご提案しています。

点検で確認する主なポイント

具体的には、分電盤内部の変色や焦げ跡の有無、配線の被覆状態、契約アンペアと実際の使用量のバランスなどを確認します。これらを総合的に見たうえで、専用回路の増設で済むのか、分電盤や配線自体の交換が必要なのかを判断します。

分電盤・配線を見直すタイミングの目安

以下のようなサインが見られる場合は、一度専門業者による点検をおすすめします。

  • 分電盤の設置から20年以上経過している
  • ブレーカーが月に何度も落ちるようになった
  • コンセント周りが変色していたり、焦げたような臭いがする
  • 照明がちらつく、または家電の動作が不安定になることがある

工事の流れと有資格者による対応

分電盤の交換や配線の改修が必要な場合、工事は電気工事士の資格を持つ有資格者が対応いたします。現地調査からご提案、施工まで、住みながらでも対応できるよう日程を調整いたしますのでご安心ください。

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リフォームのタイミングで電気配線も一緒に見直すメリット

キッチンや浴室のリフォームを検討している方は、そのタイミングで電気配線もあわせて見直すことをおすすめします。壁や床を開ける機会に配線の状態を確認できるため、後から追加工事をするよりも効率的に対応できることが多いです。特にIH調理器や食洗機の導入を予定している場合は、事前に専用回路の必要性を確認しておくと安心です。

十勝エリアの古い住宅に見られる特有の事情

十勝エリアは寒暖差が大きく、冬場の暖房と夏場の冷房の両方で電気を多く使う地域です。特に築年数の経った住宅では、もともと暖房中心の設計だったところに、近年の夏の暑さでエアコンが後付けされているケースが多く見られます。こうした「後付け」の配線は、専用回路になっていないことがあり、ブレーカーが落ちる原因になりやすい傾向があります。

また、十勝の農家さんのご自宅では、母屋の建築年数が古いまま、農業設備だけを最新のものに更新しているケースもあり、母屋側の電気容量が追いついていないことも珍しくありません。セイトー電設では住宅と農業設備の両方を把握したうえで、全体のバランスを見た提案を行っています。

よくある質問

Q. 分電盤の交換はどれくらいの期間で完了しますか?

住宅の規模や配線の状況にもよりますが、多くの場合は1日程度で完了します。工事中は一時的に停電する時間帯がありますので、事前にご都合を確認しながら日程を調整いたします。

Q. 築何年くらいから点検を検討すればいいですか?

明確な決まりはありませんが、分電盤の寿命の目安である20年前後を一つの節目として点検を検討される方が多いです。ブレーカーが落ちる頻度が増えてきた場合は、築年数にかかわらず一度確認することをおすすめします。

Q. 賃貸住宅でもブレーカーの相談はできますか?

賃貸住宅の場合、分電盤や配線の工事には所有者・管理会社の許可が必要になることが一般的です。まずは管理会社にご相談いただいたうえで、必要であれば当社にもお声がけください。

Q. 点検や見積もりの費用はかかりますか?

現地確認・お見積もりは無料で承っております。工事費用については状況によって異なりますので、まずはお問い合わせください。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 築20年以上の住宅は、建築当時と今の電気の使い方のズレでブレーカーが落ちやすい
  • 配線の劣化や分電盤自体の寿命も、放置すると火災リスクにつながる可能性がある
  • 原因が「使いすぎ」か「劣化」かを見極めることが解決の第一歩
  • リフォームのタイミングで電気配線もあわせて見直すと効率的
  • 十勝エリアでは寒暖差による後付けエアコンの配線トラブルにも注意が必要

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