DGRとは何か高圧受電設備を地絡事故から守る役割と法人施設で点検時に確認したい基本知識と相談目安を解説

高圧受電設備

点検報告書に「DGR」という言葉が出てきて、何をする機器なのかわからないという施設担当者の方は少なくありません。DGRは高圧受電設備の安全を守る重要な保護装置です。

この記事では、DGRの役割と、点検で指摘を受けたときの考え方をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  1. DGRとは何か
  2. 地絡事故とはどんな状態か
  3. PASとの関係
  4. 点検で確認される内容
  5. 更新や相談の目安
  6. よくある質問

DGRとは何か

DGRは地絡継電器と呼ばれ、高圧設備で地絡が起きたときに異常を検出する装置です。地絡とは、本来流れてはいけない場所へ電気が漏れてしまう状態を指します。DGRが異常を検出すると、PASなどの開閉器と連動して電気を遮断し、事故の拡大を防ぐ役割を持ちます。

地絡事故が怖い理由

地絡事故は、感電、火災、設備損傷、広範囲の停電につながるおそれがあります。施設内だけでなく、電力会社の配電線側へ影響を広げないためにも、保護装置が正常に動くことが重要です。

⚠️ 高圧受電設備には絶対に触れないでください
高圧受電設備は感電や事故につながる危険があります。外観で気になる点があっても扉を開けたり内部に触れたりせず、電気主任技術者、保安管理担当、有資格者へご相談ください。

点検で確認される内容

確認項目 意味
動作試験 異常時に反応するか
表示・設定 設定値や表示が適切か
連動確認 PASなどと正しく動くか

更新や動作不良を指摘されたら

DGRは普段目立つ機器ではありませんが、異常時に確実に動くことが求められます。動作不良や経年劣化を指摘された場合は、保安管理担当者と相談し、早めに対応方針を決めましょう。

セイトー電設で対応できること

点検報告書の内容確認、関連機器との関係整理、更新工事の相談、停電日程の調整などをサポートできます。高圧設備は単体ではなく全体のバランスで考えることが大切です。

相談前に準備しておきたいチェックリスト

高圧受電設備の相談では、現地確認の前に情報を整理しておくと、状況の把握が早くなります。点検報告書、設備の写真、設置年、過去の修繕履歴、停電できる曜日や時間帯、止めたくない設備をまとめておくと、相談から提案までがスムーズです。

  • 直近の点検報告書や指摘内容
  • キュービクルや対象機器の設置場所
  • 営業・生産に影響が少ない停電可能時間
  • 過去に交換した機器や修繕履歴
  • 社内で稟議や予算化が必要な時期

早めに動くことで避けやすいこと

高圧受電設備は、部品の手配や電力会社との調整、保安管理担当者との確認が必要になることがあります。点検で指摘を受けてからすぐに工事できるとは限らないため、急な故障が起きる前に計画を立てることが大切です。

特に工場や店舗では、停電日程が営業や生産に直結します。早めに相談しておくことで、繁忙期を避けた日程調整や、複数機器をまとめて確認する選択肢も取りやすくなります。

よくある質問

Q. DGRは普段見ることがありますか?
キュービクル内に設置されていることが多く、通常は施設担当者が直接触れるものではありません。
Q. DGRだけ交換できますか?
設備構成によって異なります。PASや制御回路との関係を確認して判断します。
Q. 地絡と漏電は同じですか?
似た考え方ですが、高圧設備では地絡という表現が使われます。詳しくは点検担当者へ確認してください。

まとめ

高圧受電設備は、施設の電気を安定して使うために欠かせない重要設備です。点検報告書の指摘や気になる症状を放置せず、早めに専門家へ相談することで、急な停電や設備故障のリスクを抑えやすくなります。設備管理に不安がある場合は、計画的な確認をおすすめします。

高圧受電設備の点検・更新についてお考えの場合は、お気軽にご相談ください。

無料相談・お問い合わせはこちらTEL. 0155-25-1183

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