蛍光灯は2027年末で製造終了へ?帯広・十勝の工場や店舗がLED照明に切り替える前に知っておきたい基本と進め方を解説

一般電気工事

こんなお悩みはありませんか?

  • 蛍光灯が製造終了になると聞いたが、うちの工場や店舗はどうすればよいのかわからない
  • LED照明に替えたいが、ランプだけ替えればよいのか、工事が必要なのか判断できない
  • 古い蛍光灯の器具を使い続けて、火災などのトラブルにならないか不安

 この記事では、蛍光灯の製造終了の動きと、LED照明への切り替えを考えるときの基本を、帯広・十勝の現場経験をもとに、専門用語をかみ砕きながらわかりやすく解説します。

📖 読了時間の目安:約13分

セイトー電設は帯広・十勝エリアで創業50年以上、地域の住宅・農業・工場の電気工事を手がけてきました。この記事は現場担当者が実際によくいただく質問をもとに作成しています。

蛍光灯が製造終了へ?帯広・十勝の事業者が知っておきたい「2027年問題」

 「工場の蛍光灯が切れたので同じものを注文しようとしたら、取り扱いがなくなっていた」。そんなご相談が、これから少しずつ増えていくかもしれません。背景にあるのが、蛍光灯の製造や輸出入が、2027年末までに廃止される予定になっているという動きです。

 蛍光灯の中には、ごく少量の水銀(有害な金属)が使われています。世界では、水銀による環境や健康への影響を減らすため、「水俣条約(みなまたじょうやく)」という国際的な約束のもと、水銀を使った製品を段階的にやめていく取り組みが進んでいます。蛍光灯もその対象に入り、国内でも製造や輸出入をやめていく流れが示されています。

 大切なのは、「廃止」と聞いても、いま使っている蛍光灯が突然使えなくなるわけではない、という点です。ただし、新しいランプが作られなくなれば、在庫がなくなったあとは手に入りにくくなることが考えられます。そのときに慌てないよう、いまのうちに状況を整理しておくことが重要です。

蛍光灯とLEDは何が違うのか

 まず、基本の違いを整理しておきましょう。蛍光灯は、ガラス管の中で放電(電気が空間を流れること)を起こし、管の内側に塗られた物質を光らせて明かりを得ています。一方のLED(エル・イー・ディー)は、「発光ダイオード」という小さな半導体が、電気を流すと直接光る仕組みです。

 仕組みがシンプルなため、LEDは消費電力が少なく、寿命が長いという特徴があります。目安として、蛍光灯の寿命が6,000〜12,000時間程度とされるのに対し、LEDは約40,000時間といわれる製品が多く見られます(いずれも製品や使い方で変わる目安です)。

水銀灯はすでに先に廃止が進んでいます

 工場や倉庫の高い天井に使われてきた「水銀灯」も、同じく水銀を使う照明です。こちらはすでに、製造や輸出入の廃止が先に進んでいます。水銀灯や蛍光灯を使い続けている事業所では、「どの場所に、どんな照明が、いくつあるのか」を、まず把握しておくことが第一歩になります。

古い蛍光灯を使い続けると、何が困るのか

 「まだ点いているから、そのままでいい」と考える方も少なくありません。たしかに、点灯している間は問題がないように見えます。しかし、古い蛍光灯設備には、少しずつ積み重なる負担や、見落としやすいリスクがあります。

ランプや交換部品が手に入りにくくなる

 製造が終わると、ランプの在庫や取り扱い店が減り、価格が変わることも考えられます。さらに、蛍光灯の器具に使われている「安定器(あんていき)」や「グロー球」といった部品も、取り扱いが少なくなっていく可能性があります。安定器とは、蛍光灯に流れる電気を安定させるための部品で、器具の中に入っています。

古い器具の安定器は、劣化していることがある

 安定器の寿命は、一般的に10〜15年程度といわれます(使用環境で前後する目安です)。長年使った器具では、安定器が劣化して、うなり音がしたり、熱を持ったり、においがしたりすることがあります。劣化したまま使い続けると、発煙や発火につながるおそれもあるため、古い器具ほど注意が必要です。

高い場所の交換は、手間も危険も大きい

 工場や倉庫、体育館のような高い天井の照明は、ランプ1本を替えるのにも高所作業車や足場が必要になることがあります。蛍光灯は寿命が比較的短いため、何度も交換が必要になり、そのたびに作業の手間や危険が伴います。交換の回数が減るだけでも、現場の負担は大きく変わります。

電気代がじわじわ効いてくる

 照明は、事業所が一日のうち長い時間使う設備です。店舗なら営業時間中ずっと、工場や牛舎なら朝から晩まで点けっぱなしというところも珍しくありません。一つひとつの消費電力は小さくても、台数と時間が積み重なると、年間の電気代では無視できない大きさになります。

 一例として、天井に直管の蛍光灯器具が数十台並んでいる工場があるとします。これを消費電力の少ないLEDに替えた場合、照明にかかる電気の量がおよそ半分程度になるケースもあります(器具や使い方で大きく変わる一般的な例です)。

⚠ 注意
蛍光灯の器具の交換や配線の変更は、電気工事の資格が必要な作業を含みます。ご自身で器具を外したり、配線に触れたりせず、専門の電気工事会社にご相談ください。高所での作業も、転落の危険があります。

LED照明に切り替える5つのメリット

 ここからは、解決策としてのLED化を見ていきましょう。LEDには、単に「電気代が下がる」だけではない、いくつものメリットがあります。

1. 消費電力が少ない

 LEDは、同じ明るさを出すのに必要な電気が、蛍光灯より少なくて済む製品が多くあります。照明にかかる電気代を抑えやすく、事業所の電気の使い方を見直すきっかけにもなります。

2. 寿命が長く、交換の手間が減る

 寿命が長いため、交換の回数が減ります。高所作業車を使うような場所では、人手も費用も、安全面の負担も軽くなります。「ランプ交換のたびに作業を止めなければならない」という悩みも減らせます。

3. すぐに明るくなり、ちらつきが少ない

 LEDは、スイッチを入れるとすぐに明るくなります。蛍光灯のように、点灯に時間がかかったり、寿命が近づいてちらついたりすることが少なく、作業や接客の場面でも使いやすい傾向があります。

4. 水銀を使わない

 LEDは、水銀を使わずに作られています。廃棄の際の環境への負担を考える意味でも、これからの照明として選ばれています。

5. 熱や紫外線が少なめ

 LEDは、蛍光灯に比べて、発する熱や紫外線が少ない傾向があります。店舗で商品が日焼けしにくいなど、使う場所によってうれしい効果がある場合もあります。

項目 蛍光灯 LED照明
寿命の目安 6,000〜12,000時間程度 約40,000時間程度
消費電力 比較的多い 少ない製品が多い
点灯の速さ 少し時間がかかる すぐに明るくなる
水銀 使われている 使われていない
今後の入手 製造・輸出入が廃止予定 主流として広がっている

 セイトー電設では、まず現在の照明の種類と数、使っている時間を一緒に確認します。そのうえで、「どこから優先して替えるとよいか」を整理して、無理のない進め方をご提案しています。

LED化の3つの方法:ランプだけ?配線工事?器具ごと交換?

 「LEDに替える」と一口にいっても、実は方法がいくつかあります。どれを選ぶかによって、工事の内容や、かかる手間が変わります。ここでは、代表的な3つの方法を紹介します。

方法 内容 向いているケース
① ランプのみ交換 蛍光灯の器具はそのまま、ランプだけLED用に替える 器具の点灯方式に合う製品があり、器具が新しめの場合
② 配線の変更(バイパス工事) 安定器を使わない配線に変更して、LEDランプを使う 器具は使えるが、安定器をなくしたい場合
③ 器具ごと交換 蛍光灯の器具を外して、LED照明器具に取り替える 器具や安定器が古い場合、長く使いたい場合

① ランプのみ交換(工事不要型)

 蛍光灯の器具をそのまま使い、ランプだけをLED用に替える方法です。手軽に見えますが、注意点があります。蛍光灯器具には、「グロー式」「ラピッド式」「インバータ式」といった点灯の方式があり、LEDランプは、方式に合ったものを選ばなければなりません。

 合わないLEDランプを取り付けると、点灯しない、ちらつく、器具が傷む、発熱するといった問題につながるおそれがあります。実際に、適さない器具にLEDランプを取り付けたことで、事故が起きた事例も報告されており、注意が呼びかけられています。

② 配線の変更(バイパス工事)

 蛍光灯器具の中の安定器を使わず、電源の線を直接ランプにつなぐ方法です。「バイパス工事」や「直結工事」と呼ばれることもあります。安定器の劣化や、将来の故障を心配せずに済むのが利点です。

 ただし、器具の内部の配線を変更する工事のため、電気工事の資格をもつ専門業者が行う必要があります。工事をしたあとは、その器具に蛍光灯を取り付けられなくなるといった決まりもあります。

③ 器具ごと交換(LED照明器具への取り替え)

 古い蛍光灯の器具を撤去して、LEDの専用器具に取り替える方法です。器具そのものを新しくするため、安定器の劣化を気にする必要がなく、安全面でも安心しやすい方法です。

 作業量は増えますが、そのぶん、明るさの調整や配光(光の広がり方)まで見直せるのが大きな利点です。設置から長い年数がたっている器具ほど、器具ごとの交換がすすめられることが多くなります。

どれを選べばよいかは、器具の状態で変わる

 どの方法がよいかは、器具の設置年や状態、点灯方式、使う場所によって変わります。コストを抑えたいからと、安易にランプだけを替えるのは避けたいところです。現地で器具を確認したうえで、安全で無理のない方法をお選びいただくのが一番です。

切り替えの流れと、失敗しないための準備

 「相談したいけれど、何から始めればよいかわからない」という方のために、一般的な流れをご紹介します。

ご相談から工事までの流れ

  1. お問い合わせ:電話、LINE、Webフォームのいずれかでご連絡ください。気になっている場所や、照明の種類・台数のおおよそをお知らせいただけるとスムーズです。
  2. 現地確認:照明の種類、器具の状態、天井の高さ、使用時間などを確認します。現地確認は無料です。
  3. ご提案:明るさ、色味、方法(ランプのみ・配線変更・器具交換)を整理して、優先順位をつけてご提案します。
  4. 日程の調整:営業や作業への影響が少ない時間帯や時期を相談して決めます。
  5. 工事:資格をもつスタッフが安全に配慮して作業します。
  6. 動作確認とご報告:点灯と明るさを確認して、お引き渡しします。

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失敗しないLED照明の選び方:明るさ・色・場所に合った製品を

 LED照明は、種類がとても多く、「どれを選べばよいかわからない」というお声をよくいただきます。ここでは、選ぶときの基本的な視点をご紹介します。

明るさは「ワット」ではなく「ルーメン」で見る

 これまでは、電球や蛍光灯の明るさを「ワット(W)」で選ぶ習慣がありました。しかし、LEDは消費電力が小さいため、ワット数では明るさを比べられません。LEDの明るさは、「ルーメン(lm)」という単位で表されます。ルーメンとは、光の量を表す単位で、数字が大きいほど明るくなります。

 今ある蛍光灯と同じくらいの明るさにしたいときは、「ルーメン」を確認して選びます。また、実際の作業場所の明るさ(照度)が足りているかどうかも、大切なポイントです。

光の色(色温度)は、使う場所に合わせる

 LEDには、「昼光色」「昼白色」「電球色」など、光の色の種類があります。色の違いは、「ケルビン(K)」という単位の「色温度」で表されます。数字が高いほど青白くすっきりした光に、低いほど赤みのあるあたたかい光になります。

  • 工場や倉庫、作業場:作業がしやすく、ものがはっきり見える昼白色や昼光色が人気
  • 店舗:商品や空間の雰囲気に合わせて、昼白色や温白色、電球色を選ぶ
  • 事務所:長い時間過ごすため、まぶしさを抑えた昼白色が選ばれやすい

「演色性」にも注目したい

 演色性とは、ものの色がどれだけ自然に見えるかを表す性質です。「Ra(アール・エー)」という数字で表され、100に近いほど自然に見えます。食品や衣料品を扱う店舗や、色の確認が大切な作業では、演色性の高い製品を選ぶと、見え方の違いを感じやすくなります。

配光(光の広がり方)と取り付け高さ

 天井の高さや、照らしたい範囲によって、光の広がり方(配光)が違う器具を使い分けます。高い天井では、光を遠くまで届けるタイプ、低い天井では広く照らすタイプを選ぶのが基本です。同じルーメン数でも、配光が合っていないと、「暗い場所ができる」「まぶしく感じる」といったことが起きます。

防湿・防塵・耐低温などの仕様を確認する

 湿気の多い場所、粉じんが舞う場所、雨や雪がかかる場所では、その環境に合った仕様の製品が必要です。防じん・防水の程度は、「IP(アイ・ピー)」という記号で表されます。製品を選ぶときは、使う場所の環境に合っているかを確認しましょう。

調光や人感センサーで、さらにムダを減らす

 LED照明は、明るさを調整する「調光」や、人の動きを感知して点灯する「人感センサー」と組み合わせやすいのも利点です。倉庫や廊下、トイレなど、人がいない時間が長い場所では、ムダな点灯を減らせます。ただし、調光に対応していない製品もあるため、事前の確認が必要です。

場所別のポイント:工場・店舗・事務所・農場・屋外

 使う場所によって、LED化で気をつけたいことが変わります。ここでは、事業所の種類ごとのポイントをご紹介します。

工場・倉庫

 天井が高く、台数も多いため、LED化の効果を感じやすい場所です。ただし、高所の作業が必要になるため、作業の時期や段取りの調整が大切です。機械の稼働や出荷の予定に合わせて、影響の少ない日程を選びます。粉じんや油煙が多い場所では、防じん・防油の仕様も確認します。

店舗

 明るさだけでなく、お店の雰囲気や商品の見え方に関わります。色温度や演色性を、扱う商品や、お客様に感じてほしい印象に合わせて選びます。営業時間外に工事ができるよう、日程を調整することもできます。

事務所

 パソコン作業が中心の場所では、画面への映り込みやまぶしさにも配慮します。まぶしさを抑えた器具や、ちらつきの少ない製品を選ぶと、働く方の負担を減らしやすくなります。

牛舎・農場の作業場

 湿気、粉じん、アンモニアなどの影響を受けやすい環境です。そのため、防湿・防塵の仕様に加えて、腐食に強い製品を選ぶことが大切です。また、家畜は光の環境で生育や搾乳に影響を受けることがあるとされるため、明るさや点灯時間については、酪農家さんのご意見を伺いながら検討します。

屋外・外灯・駐車場

 外灯や駐車場の照明、防犯灯は、雨・雪・風の影響を受けます。耐候性や耐低温の仕様を確認することが大切です。点灯する時間が長いため、LED化による電気代と交換の手間の軽減効果を感じやすい場所でもあります。

帯広・十勝ならではの事情:寒さ・雪・農場の環境とLED

 同じLED照明でも、使う地域によって気をつけたい点が変わります。帯広・十勝の環境を踏まえて、いくつかご紹介します。

冬の冷え込みに強いのは、LEDの利点

 蛍光灯は、気温が低くなると、点灯しにくくなったり、暗く感じられたりする性質があります。冷え込みが厳しい十勝の冬、特に屋外や、暖房のない倉庫・車庫などでは、この影響を感じる方も多いと思います。

 LEDは、一般に低温に強く、寒い場所でも安定して点灯しやすい傾向があります。ただし、使える温度の範囲は製品によって違うため、「耐低温」の仕様かどうかを確認することが大切です。

雪と着雪、強風への備え

 屋外の外灯や、軒先の照明は、雪や着雪、強風の影響を受けます。取り付け場所や固定の方法を、積雪の高さや除雪の状況も考えて検討します。雪の重みで器具が傷んだり、除雪機が当たって壊れたりしないよう、位置の工夫も必要です。

冬は日が短く、照明の使用時間が長くなる

 冬の帯広は、日が短く、朝晩の暗い時間が長くなります。照明を点けている時間が長くなるため、消費電力や交換の手間を抑えられるLEDの効果が、より大きくなりやすい季節です。

酪農・畑作の施設で、LED化が進みやすい理由

 牛舎や作業場、集出荷の施設は、年間を通して長い時間、照明を使います。また、牛舎は天井が高い場所や、掃除のしにくい場所も多く、ランプ交換の負担が大きいという声をよく聞きます。寿命の長いLEDに替えることで、そうした手間を減らしやすくなります。

地元だからこそできる、現場に合わせた対応

 セイトー電設は創業50年以上、帯広・十勝で、住宅から工場、農場まで、幅広い電気工事に携わってきました。地域の気候や、牛舎・作業場の環境をよく知っているからこそ、「寒さに強いか」「湿気や粉じんに耐えるか」といった視点で、お客様に合う方法をご提案できます。

費用の考え方と、補助金・支援制度について

 LED化を考えるときに、費用が気になるのは当然のことです。ただし、金額は、照明の数、方法、天井の高さ、使う製品、工事の時間帯などによって大きく変わります。そのため、この記事では具体的な金額はご案内していません。まずは現地確認のうえ、お見積もりをご提示します。お見積もりのご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

「初期費用」と「長い目で見た費用」を分けて考える

 LED化の費用を考えるときは、導入の費用(初期費用)と、使い続けるあいだにかかる費用(電気代、交換の手間、ランプ代、高所作業の費用)を、あわせて見ることが大切です。初期費用だけを見ると高く感じても、長い目で見ると負担が軽くなる場合もあります。

補助金・支援制度が使える場合もあります

 省エネ設備への切り替えを支援する制度が、国や自治体で用意されることがあります。ただし、対象となる事業者や設備、受付の期間、手続きの方法は、年度ごとに変わります。

 また、多くの制度では、工事の契約や着工の前に申請が必要です。「工事が終わったあとでは申請できない」ということもあるため、制度の利用を考えているときは、できるだけ早めにご相談ください。

一度に全部ではなく、優先順位をつけて進める

 LED化は、一度にすべてを替えなければならないわけではありません。次のような順番で、段階的に進める方法もあります。

  • 点灯時間が長い場所(工場の作業場、牛舎、店舗の売り場など)
  • 高所にあり、交換が大変な場所
  • 設置から長い年数がたち、安定器の劣化が心配な器具
  • 屋外や外灯など、環境の厳しい場所

 「まずはここから」と決めておくと、予算や日程の計画も立てやすくなります。当社では、現状を確認して、「いま必要なこと」と「数年のうちに検討すればよいこと」を分けてご説明しています。

古い蛍光灯・安定器の処分についても確認を

 取り外した蛍光灯や安定器は、水銀や、古い部品に含まれる成分への配慮から、適切な処分が求められます。事業所から出る廃棄物は、法律に沿って処理する必要があります。処分の方法についても、工事の際にあわせてご相談ください。

ご自身でできる確認と、今日からできる第一歩

 最後に、LED化を考える第一歩として、ご自身でできる確認をご紹介します。

照明のチェックリスト

 次の項目を、事務所や現場で確認してみてください。ひとつでも当てはまれば、相談のタイミングです。

  • 蛍光灯や水銀灯が、まだ多く使われている
  • ランプの交換に、高所作業車や足場が必要な場所がある
  • 器具から、うなり音、においや熱を感じることがある
  • 暗い、ちらつく、点きにくい場所がある
  • 設置から10年以上たった照明器具がある
  • ランプの品番が分からなくなっている

「写真」と「メモ」を用意しておくとスムーズです

 ご相談のときは、照明の種類(形や長さ)、台数、場所、設置の年のおおよそがわかると、話がスムーズに進みます。器具やランプの写真を撮って、ご連絡いただければ、おおよその状況を把握しやすくなります。

⚠ 安全のために
照明の交換のために、脚立や椅子に乗って高い場所で作業するのは転落の危険があります。また、器具の内部に触れると、感電のおそれもあります。取り付けや配線の変更は、ご自身で行わず、専門の電気工事会社にご相談ください。

蛍光灯の「2027年」を、見直しのきっかけに

 「廃止」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、見方を変えれば、これまでの照明を見直す、よいきっかけでもあります。電気代や交換の手間、安全面、働く環境の明るさなど、見直すことで改善できる点は意外と多くあります。

 まずは、いまの照明の状況を、一緒に確認させてください。現地確認は無料です。帯広・十勝のどちらにお住まい・お勤めでも、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 蛍光灯が製造終了になったら、すぐに使えなくなりますか?

 いま取り付けている蛍光灯がすぐに使えなくなるわけではありません。ただし、製造や輸出入が終わると、ランプの入手が難しくなったり、価格が変わったりすることが考えられます。球切れのたびに探し回ることがないよう、早めに切り替えの計画を立てておくと安心です。制度の詳しい内容は、最新の情報をご確認ください。

Q. LEDは、蛍光灯のランプだけ交換すれば使えますか?

 ランプだけで使えるタイプもありますが、蛍光灯器具の仕組み(点灯方式)に合うものを選ばないと、正しく点灯しなかったり、故障や発熱の原因になったりすることがあります。器具の安定器という部品の状態によっては、配線の工事が必要になる場合もあります。自己判断で取り付けず、まずは専門業者にご相談ください。

Q. 寒い十勝の冬でも、LED照明は問題なく使えますか?

 一般にLEDは低温に強いとされ、蛍光灯のように寒さで暗くなったり点きにくくなったりしにくい傾向があります。ただし、製品によって使用できる温度範囲は異なります。屋外や冷凍倉庫、牛舎など、条件の厳しい場所では、耐低温や防湿・防塵に対応した製品を選ぶことが大切です。

Q. 補助金や支援制度は使えますか?

 省エネ設備への切り替えを支援する制度が、国や自治体で用意される場合があります。ただし、対象や条件、受付期間は年度ごとに変わります。制度の利用を考えている場合は、工事の契約前に条件を確認しておくことが大切です。当社でもご相談をお受けしています。

Q. 一部の照明だけ先に替えることもできますか?

 できます。一度にすべてを替える必要はありません。よく使う場所や、高い場所にあって交換が大変な場所、古い器具から優先して進める方法もあります。優先順位をつけた計画を、ご一緒に考えます。

まとめ

 この記事のポイントをまとめます。

  • 蛍光灯は、2027年末までに製造や輸出入が廃止される予定で、将来はランプの入手が難しくなることが考えられる。
  • LED照明は、消費電力が少なく、寿命が長いため、電気代や交換の手間を減らしやすい。
  • 切り替えの方法は、ランプのみ交換、配線を直す工事、器具ごとの交換の3つ。安定器の状態を確認して選ぶ。
  • 配線や器具の工事は、資格をもつ専門業者に任せる。自己判断でランプだけ替えるのは避ける。
  • 帯広・十勝では、寒さ・湿気・粉じんに合った製品を選び、優先順位をつけて計画的に進める。

帯広・十勝エリアの電気工事はセイトー電設へ

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どんなご相談もお気軽にどうぞ。

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帯広の電気工事についてもっと知りたい方は帯広電気工事.websiteもご覧ください。

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