コンセント増設の費用相場は?プロが教える失敗しない業者の選び方

電気工事

この記事はこんな人におすすめ

  • 部屋の模様替えをしたらコンセントが足りなくなって困っている方
  • 延長コードが足元でごちゃごちゃしていて、見た目や安全性が気になる方
  • コンセントを増やしたいけれど、いくらくらいかかるのか見当がつかない方

「ここにコンセントがあれば便利なのに」と感じたことはありませんか。お部屋の模様替えをしたり、新しい家電を買ったりしたときに、どうしてもコンセントの数が足りなくて困ってしまうのは、実は多くの方が経験される悩みです。

延長コードを使えば一時的には解決しますが、足元にコードが散乱していると掃除がしにくかったり、足を引っかけてしまったりと、小さなストレスが積み重なっていきますよね。「いっそのこと壁にコンセントを増やしたい」と思っても、いくらかかるのか分からず二の足を踏んでしまうのは当然のことです。

今回は、そんなコンセント増設の費用や考え方について、現場の視点から分かりやすくお話しします。無理に工事を勧めるわけではありませんので、まずは「自分の家ならどうかな」と想像しながら読み進めてみてください。

コンセント増設の判断が難しい理由とは?

コンセントの工事費用がパッと提示しにくいのは、壁の向こう側がどうなっているかによって作業内容がガラリと変わるからです。

一般の方からすると「ただ差し込み口を増やすだけ」に見えるかもしれませんが、私たち電気工事士は常に「電気の通り道(配線)」をどう確保するかを考えています。今のコンセントから枝分かれさせるだけで済むのか、それともブレーカーから新しい線を引っ張ってくる必要があるのか、その判断が現地を見ないと難しいのです。

また、住宅の構造(木造かコンクリートか)や、壁の材質によっても、配線を隠せるかどうかが変わってきます。こうした「見えない部分」の条件がバラバラであることが、ネットで検索してもはっきりとした費用相場が見つかりにくい背景にあります。

現場とお客様の間で認識がズレやすいのも、この「壁の中の事情」が伝わりにくいことが原因の一つと言えるでしょう。

よくある誤解:「どこでも簡単に増やせる」と思っていませんか?

コンセント増設において、よく「今のコンセントの真裏ならすぐできるよね?」というお声をいただきます。確かに、隣り合った部屋で背中合わせに設置する場合は比較的スムーズにいくことが多いです。しかし、どんな場所でも同じように簡単に増やせるわけではありません。

なぜそう思ってしまうかというと、普段私たちが目にしているのは壁の表面にあるプレートだけだからです。実際には、電気の容量(アンペア数)に余裕があるかどうかを確認しなければ、せっかく増やしてもブレーカーが落ちやすくなってしまう可能性があります。

また、「安く済ませるために自分でもできるかも」と考える方もいらっしゃいますが、これは非常に危険です。コンセントの設置には電気工事士の資格が必要であり、不適切な配線は火災の原因にもなりかねません。「プロに頼むのは大げさかな」と思わず、安全を買うという視点も大切にしていただければと思います。

プロが教える「失敗しないための考え方」

私たちプロがコンセント増設の相談を受けたとき、まず確認するのは「そのコンセントで何を使いたいか」という点です。結論を急ぐのではなく、まずは使い道を整理することから始めます。

例えば、スマホの充電やスタンドライト程度であれば、既存の配線から分ける方法で十分なことが多いでしょう。しかし、電子レンジやエアコン、乾燥機といった「消費電力の大きい家電」を使いたい場合は、専用の配線(専用回路)を引くことをおすすめしています。

「せっかく工事をするなら、将来のことも考えて多めに作りたい」というお気持ちもよく分かります。ですが、ただ数を増やすだけではなく、「どこにあると本当に生活が楽になるか」という生活動線を軸に考えると、満足度の高い工事になります。

私たちは「こうすべきです」と断定するのではなく、「この使い方なら、こういう配線方法が一般的ですよ」と、いくつかの選択肢をご提案するように心がけています。無理のない範囲で、今の暮らしにフィットする形を一緒に見つけていくのが理想的だと考えています。

現場で気づいた「あると便利なコンセント」の事例

最近の現場で「なるほど」と感じた事例を一つご紹介します。あるお客様から、キッチンカウンターの下にコンセントを増やしたいというご相談がありました。

当初はおしゃれな調理家電を使うためでしたが、実際に工事をしてみると、意外なところで役立っているそうです。それは「ダイニングテーブルで仕事や宿題をするときのパソコン充電用」でした。家を建てたときには予想していなかった使い道が、ライフスタイルの変化によって生まれることはよくあります。

また、廊下の隅に掃除機用のコンセントを一つ増やしただけで、「掃除のたびにコードを差し替える手間がなくなって、家事が劇的に楽になった」と喜んでいただけたこともありました。大きなリフォームをしなくても、コンセント一つで暮らしの質が変わる。そんな地味だけれど確かな変化を、私たちは大切にしたいと思っています。

まとめ:正解は一つではありません

コンセント増設の費用は、簡易的なものであれば1万円前後から、専用回路を引く本格的なものなら数万円からと幅があります。しかし、一番大切なのは金額の安さだけではありません。

今の住まいの状況で、安全に、そして便利に電気を使えるようになることが本当のゴールです。お家の構造や電気の契約状況によって、最適な答えは一人ひとり異なります。ネットの情報だけで判断せず、まずは現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

「これを機に家全体の電気を見直したい」という方もいれば、「とりあえず1箇所だけ不便を解消したい」という方もいらっしゃいます。どちらも立派なご要望です。正解は一つではありませんので、今のあなたが一番ストレスに感じていることから解消していきましょう。

ご相談へのメッセージ

「こんな小さなことで相談してもいいのかな」と迷われる必要はありません。コンセント一つ増やすだけでも、私たちにとっては大切な仕事です。

いきなり工事を申し込むのではなく、「今の状況だといくらくらいかかりそう?」といった確認や、「延長コードでしのぐべきか、工事すべきか迷っている」というご相談でも大歓迎です。まずは状況を整理するためのお手伝いをさせてください。

お話を伺った上で、もし「今は工事をしない方がいい」という判断になれば、正直にそうお伝えします。地元の電気屋さんとして、皆さんの暮らしが少しでも明るく、安全になることを願っています。

よくある質問(Q&A)

Q. コンセントを増やす工事の時間はどれくらいかかりますか?
A. 作業内容によりますが、既存のコンセントから分ける簡単な工事であれば1〜2時間程度で終わることが多いです。天井裏や床下を通す配線が必要な場合は、半日ほどお時間をいただくこともあります。

Q. 壁に穴を開けずにコンセントを増やすことはできますか?
A. 完全に壁を傷つけないのは難しいですが、「露出配線」という方法を使えば、壁の中に線を通さずにモール(プラスチックのカバー)で保護して設置することが可能です。賃貸住宅などの場合は、事前に管理会社様への確認をおすすめしています。

Q. 外壁にコンセントを増やすことも可能でしょうか?
A. はい、可能です。防犯カメラの設置や、お庭での作業、電気自動車の充電用など、屋外コンセントの需要は増えています。雨水が入らないような専用の防水コンセントを使用し、安全に配慮して施工いたします。


▶︎施工実績はこちら:

十勝・帯広エリアでの丁寧な施工事例をご紹介

▶︎参考情報:

経済産業省|電気工事士制度について

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