この記事はこんな人におすすめ
- 家の電球が切れるたびに交換するのが手間に感じている方
- LEDに変えたいけれど、初期費用に見合うメリットがあるか知りたい方
- 「LEDは目が疲れる」「暗い」といった噂が気になって迷っている方
「そろそろ家の照明をLEDに変えようかな」と考えてはいても、いざとなると「まだ使えるし、わざわざ全部変えるのも大変そう」と後回しにしてしまうことはありませんか。電球が切れたタイミングで一つずつ変えるべきか、思い切って器具ごと新しくすべきか、迷うのは当然のことです。
最近では新築住宅のほとんどがLEDになりましたが、長年親しんできた蛍光灯や白熱電球の温かみのある光も捨てがたいものです。「便利になるのは分かるけれど、実際のところ何がどう変わるのか」という疑問は、多くの方が抱えている悩みでもあります。
今回は、日々現場で照明の取り付けを行っている電気工事士の視点から、LED化の本当のメリットと、意外と知られていないデメリットについてお話しします。専門用語を抜きにして、暮らしがどう変わるのかを一緒に見ていきましょう。
目次
なぜLED化の判断は難しいのか?
LEDへの切り替えを迷ってしまう大きな理由は、情報の「新旧が混ざっていること」にあります。
一昔前のLEDは、確かに「光が直線的で隅が暗い」「色が不自然」といった課題がありました。その頃のイメージを持っている方からすると、LED化は少し不安に感じるかもしれません。また、電球だけを変えればいいのか、照明器具そのものを交換すべきなのかという選択が、一般の方には分かりにくい背景もあります。
電気代が安くなるという情報はあっても、工事費を含めた初期投資を何年で回収できるのか、今の器具にそのまま付けて火災のリスクはないのか。こうした断片的な情報が、スムーズな判断を難しくさせていると感じます。
よくある誤解:「LEDは永久に使える」と思っていませんか?
「LEDにしたら一生交換しなくていい」というお話をよく伺いますが、これは少しだけ誤解が含まれています。確かにLEDの寿命は非常に長く、一般的に約4万時間と言われていますが、決して「永久」ではありません。
なぜそう言えるかというと、光る部分(素子)は長持ちしても、それを光らせるための「電子回路」が先に寿命を迎えることがあるからです。また、「電球だけLEDに変えたから安心」と思っていても、照明器具本体が30年以上前のものだと、器具内の安定器という部品が劣化して故障の原因になることもあります。
「切れないから大丈夫」と過信するのではなく、家電製品と同じように10年〜15年程度のスパンでメンテナンスを考えるのが、プロの共通した認識です。こうした時間軸の違いを知っておくだけで、交換のタイミングを計りやすくなるはずです。
プロはどう考えているか:LED化の「質」と「安心」の軸
私たちがLED化をご提案するとき、単に「省エネですよ」と言うだけでなく、暮らしの質がどう変わるかを大切にしています。
最大のメリットは、やはり「メンテナンスの解放」です。吹き抜けなどの高所にある電球交換は、ご高齢の方や小さなお子様がいる家庭では大きな負担とリスクを伴います。「10年間、電球のことを考えなくていい」という安心感は、電気代の節約以上に価値があるものだと私たちは考えています。
一方でデメリットとして注意したいのは、光の性質の変化です。LEDは特定の方向に光を飛ばすのが得意なため、選ぶ器具を間違えると「手元は明るいけれど部屋全体が寒々しい」という印象になりがちです。そのため、「今までの雰囲気を壊したくない」という方には、光が広がるタイプや、温かみのある電球色のLEDを慎重に選ぶようアドバイスしています。
現場でよくある実例:キッチンの「影」が消えた日
以前、築25年のお宅でキッチンの蛍光灯をLEDのシーリングライトに交換させていただいた時のことです。作業が終わって点灯した瞬間、お客様が「まあ、今まで見えていなかった汚れまで見えるわね」と苦笑いしながら喜んでくださいました。
LEDは光の直進性が強いため、手元がパッと明るくなり、料理の彩りも鮮やかに見えます。こうした「毎日の家事が少し楽になる」「色が綺麗に見える」という地味な変化が、実は一番満足度の高いポイントだったりします。
大がかりなリフォームをしなくても、照明を一つ変えるだけで、そこに住む人の気持ちまで明るくなる。そんな現場の空気に触れるたび、LED化は単なる節約以上の意味があるのだと感じます。
まとめ:正解は「今の不満」を解消する形にあります
LED照明に変えるメリットとデメリットを整理しましたが、正解は一つではありません。家中のライトを一度に全部変える必要もありません。
「よく使うリビングだけ」「交換が大変な玄関だけ」といった具合に、優先順位をつけて少しずつ変えていくのも賢い方法です。最新のLEDは色や明るさを細かく調整できるものも増えており、かつてのデメリットの多くは解消されつつあります。
大切なのは、ご自身やご家族がその部屋でどう過ごしたいか。状況やライフスタイルによって最適な答えは変わりますので、今の暮らしにフィットする形をゆっくり見つけていきましょう。
「この器具にLED電球は使える?」「吹き抜けの電球だけ変えに来てほしい」といった、小さなお悩みからお気軽にお聞かせください。まずは状況を整理し、電球の交換だけで済むのか、器具ごと新しくした方がお得なのかをプロの目で見極めます。
帯広・十勝の冬は室内で過ごす時間が長いからこそ、心地よい明かり作りが大切です。整理するための相談だけでも全く構いません。地元の電気屋さんとして、皆様の住まいをより明るく、快適にするお手伝いをさせていただきます。

よくある質問(Q&A)
Q. 今ある蛍光灯の器具に、そのままLED電球を付けても大丈夫ですか?
A. 口金のサイズが合えば点灯することもありますが、器具の種類(調光機能付きや断熱材施工器具など)によっては火災や故障の原因になることがあります。特に古い器具の場合は、LED専用の器具に丸ごと交換する方が安全性も高く、省エネ効率も最大化されるためおすすめです。
Q. LEDに変えると、虫が寄りにくくなるというのは本当ですか?
A. はい、本当です。多くの虫は紫外線に集まる習性がありますが、LEDの光には紫外線がほとんど含まれていないため、従来の電球に比べて虫が寄りにくくなります。玄関先や屋外の照明をLEDに変えると、お掃除の手間が減って喜ばれることが多いですね。
Q. LEDの光は目に悪いと聞いたことがあるのですが、どうでしょうか?
A. かつてはブルーライトの影響などが心配されていましたが、現在市販されている家庭用の大手メーカー品であれば、適切な明るさで使用する限り健康に影響を与える心配はほとんどありません。むしろ、チラつきが少ないタイプを選ぶことで、目の疲れを軽減できる場合もあります。
▶︎施工実績はこちら:
十勝・帯広エリアでのLED照明への更新・施工事例
▶︎参考情報:
経済産業省|電気工事士制度について
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明かりが変わると、いつもの風景が少しだけ新しく、心地よく感じられるものです。毎日を明るく照らすお手伝いができる日を、心よりお待ちしております。どうぞお気軽にご相談ください。