この記事はこんな人におすすめ
- 高圧受電設備という言葉は聞いたことがあるが、内容はよく分からない方
- 設備の更新や改修の話が出ていて、判断に迷っている方
- 自社や自分の施設が対象になるのかをまず知りたい方
目次
高圧受電設備とは何か、なぜ分かりにくいのか
高圧受電設備と聞くと、「専門的で難しそう」「電気のプロの話」という印象を持つ方が多いかもしれません。
実際、普段の業務や生活の中で目にすることが少なく、内容を理解する機会もあまりありません。
そのため、改修や更新の話が出たときに「本当に必要なのか」「うちに関係があるのか」と判断に迷うのは、ごく自然なことです。
高圧受電設備の全体像をやさしく整理
高圧受電設備とは、電力会社から送られてくる高い電圧の電気を、建物や工場で使える形に変えるための設備一式を指します。
代表的なものとしては、電気を受け取る箱の役割を持つキュービクル、電圧を下げる変圧器、電気の流れを安全に切り替えるLBS(負荷開閉器)、電気を効率よく使うためのコンデンサ、そして電気を運ぶ高圧ケーブルなどがあります。
これらはそれぞれ単体で動いているわけではなく、全体として一つの仕組みをつくっています。
低圧受電との違いで見えてくるポイント
一般的な住宅では、電柱からそのまま使える電圧の電気が引き込まれています。これが低圧受電です。
一方、工場や店舗、施設などで電気の使用量が多い場合は、高い電圧のまま電気を受け取り、建物内で電圧を下げて使います。これが高圧受電です。
低圧と比べて設備が多く、構造も複雑になるため、管理や判断が難しくなりがちです。
よくある誤解と判断を迷わせる考え方
高圧受電設備については、「今まで問題なく動いているから大丈夫」「特に指摘されたことがないから関係ない」と考えてしまうケースがよくあります。
こうした考え方は決して間違いではありませんが、設備の多くは普段見えない場所にあり、劣化や変化に気づきにくいという特徴があります。
そのため、問題が表に出たときには、すでに対応が難しい状況になっていることもあります。
プロが改修を検討する際に見ている判断の軸
専門家が高圧受電設備を確認する際は、単に「動いているかどうか」だけで判断することはありません。
設置からどれくらい年数が経っているか、使用環境はどうか、今後も同じ使い方を続けるのかといった点を総合的に見ています。
また、古い設備の場合はPCBと呼ばれる有害物質が関係してくる可能性もあり、事前に調べておくことが重要になるケースもあります。
現場でよくある相談から見える共通点
実際の相談では、「急に改修の話が出て不安になった」「何から確認すればいいのか分からない」という声が多く聞かれます。
多くの場合、設備そのものよりも「判断材料が足りないこと」が不安の原因になっています。
まずは全体像を整理し、現状を知るだけでも、次の判断がしやすくなることが少なくありません。

よくある質問(Q&A)
Q. 高圧受電設備はすべて改修が必要なのですか?
A. すべてがすぐに改修対象になるわけではありません。使用年数や状態、今後の使い方によって判断は変わります。
Q. 自分の施設が高圧受電かどうかはどう判断できますか?
A. キュービクルが設置されている場合、高圧受電である可能性が高いです。分からない場合は確認することもできます。
Q. 改修工事は必ず大がかりになりますか?
A. 状況によっては部分的な対応で済むこともあります。まずは現状を把握することが大切です。
あわせて読みたい:
電気工事の基礎をやさしく解説した記事はこちら
参考情報:
経済産業省|電気工事士制度について
電気工事のご相談・お見積もりはお気軽に
帯広・十勝エリアで地域密着の電気工事会社として、住宅から法人まで丁寧に対応しています。
ご相談・お見積もりは無料です。
高圧受電設備やPCB対応は、
知らなかっただけで判断が遅れてしまうこともあります。
工事を前提としなくても構いませんので、
気になる点があればお気軽にご相談ください。