電気工事業の資格について(施工管理技士編)

資格・特別教育

電気工事業の資格について(施工管理技士編)

この記事では

・1級電気施工管理技士
・2級電気施工管理技士
・監理技術者

について紹介します。


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施工管理技士とは

施工管理技士とは、建設工事現場で建設技術の向上や安全を目指すために定められた国家資格です。この中でも電気工事に特化した資格が「電気工事施工管理技士」 です。

仕事内容

電気工事施工管理技士は、発電設備や変電設備、送配電線設備などの電気設備における工事の施工管理が仕事です。資格の種類は、1級と2級があります。それぞれの試験に合格することで、現場での役割を担った技術者として仕事に従事できます。電気工事施工管理技士がおこなう施工管理は、施工計画・工程管理・安全管理・品質管理の4つがメインの仕事です。詳しい仕事内容は下記の通りです。

  1. 発注者との連絡
  2. 役所などへの書類作成・申請
  3. 下請業者の選定・公示日や内容の指示
  4. 現場周辺の調査
  5. 工程作成・工程管理
  6. 資材の発注
  7. 安全管理
  8. 施工図・工事の見積もりの作成
  9. 打ち合わせ等の実施

1級と2級の違い

電気工事施工管理技士の仕事内容に大きな違いはありません。 ただし、従事できる現場の規模が異なります。2級では、一般建設業の営業所における「専任技術者」、現場ごとに設置される「主任技術者」として仕 事に従事できます。1級では、2級の範囲に加えて特定建設業の営業所における「専任技術者」、現場ごとに設置される「管理技術者」として仕事に従事できます。現場における役割は同じですが、就ける仕事の範囲が違うため注意してください。

監理技術者とは

監理技術者とは、建設業法の規定によって、発注者から直接請負、下請金額が4000万円(建築一式工事の場合は6000万円)以上となる現場に配置しなければならない技術者です。

1級電気施工管理技士

受験資格

合格率

合格率 一次試験 40〜50%

二次試験 50〜60%

試験フロー

受験手数料
一次試験 13,200円
二次試験 13,200円
試験日程
一次試験 6月中旬(日曜日)
二次試験 10月中旬(日曜日)
受験の申し込み方法

申し込みは、下記リンクから

2級電気施工管理技士

受験資格

合格率

合格率 一次試験:50%〜60%

二次試験:40%〜50%

試験フロー

受験手数料
一次・二次試験(同日受験) 13,200円
一次試験 6,600円
二次試験 6,600円
試験日程
試験日 11月下旬(日曜日)
受験の申し込み方法

申し込みは、下記リンクから

まとめ

電気工事施工管理技士は、公共工事等の電気工事の監理監督を担えるため、非常に需要の高い資格です。受験資格が必要なので誰にでも受験できるわけではありませんが、試験の合格率が低い試験ではないため、試験本番までにコツコツと勉強をして対策を考え、効率的に実践することで合格する力が十分に身につくでしょう。

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