電気工事士の仕事とは
電気工事士の仕事の種類は大きく分けて2つの種類があります。
- 建築電気工事
- 鉄道電気工事
未知の領域、電気工事の世界:その仕事内容とは?電気工事とは何か?専門家が解説します。
1.建築電気工事
建築電気工事の仕事例
- 屋内配線工事
- 外線の配線工事
- 冷暖房設備(エアコン)工事
- ビル管理の仕事
屋内配線工事
一般家庭での簡単な配線工事では、電柱から家へ引き込んだ電源からVVFケーブル(電線)を家中の壁に張りめぐらせて、照明用の引掛けシーリング、コンセント、スイッチなどの各機器につなぎます。
電気工事会社によって、一般家庭を主に工事する会社や、ビルや工場など大きな建物の屋内配線工事を行う会社など、電気工事会社によって仕事の範囲は様々です。
ビルや工場などの施設になると設計から施工(電気配線など)、管理(定期点検)までを請け負います。その際は責任者や現場監督がいて、その人の指示で全ての工事を進めていくことになります。
外線の配線工事
外線配線工事は一番見かけることが多い電気工事だと思います。電気工事士が電柱に登って作業をしてるのを見た事ありますか。
外線の配線工事では、電柱から電線をビルや病院、工場、家庭などへ繋ぎます。
現在は、無停電工法や活線作業など、高度技術を使うことにより安全に工事が出来るようになりました。又今は都市化などが進んでおり、無電柱化が進み地中に電線を通すことも多くなってきました。
冷暖房設備(エアコン)の工事
エアコン工事は下記の三つがあります。
- エアコンの取付
- エアコンの取り外し
- エアコンのクリーニング
エアコン工事は、家電量販店でエアコンを買って、そこの電気工事会社が家に来て古いエアコンを取り外し、新しいエアコンを取付けるという仕事になります。
また、エアコン自体も使用頻度によるのですが、リビングなどの頻繁にエアコンを使う所だと約1年。寝室などだと約3年に一度のクリーニングが必要になるので、エアコンのクリーニングも主な仕事になります。
ビルの管理の仕事
ビルの管理の仕事はなんでも屋さんに近いです。
電気設備、水道設備、空調設備、ボイラー、自動ドアやエレベーターなどの多種多様な工事や管理をやる仕事になります。
少し難しいのが2種電気工事士の資格だけではこの仕事は出来ない点です。ボイラー技士の資格や消防設備士などの多くの資格を持っていないと厳しいです。
ただ、ビル管理の仕事は平均年齢が高いので60代を過ぎた方でも就職には困らない事が多いのが良い点です。
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2.鉄道電気工事
鉄道電気工事は憧れる方が多い仕事です。昼間は電車などが走っているので、夜間工事がメインの電気工事になります。
- 変電設備工事
- 線路工事
- 駅の設備工事
変電設備工事
変電設備とは電車は電気で動いてる乗り物なので、電車に電気を通さなくてはなりません。その際にその電車に対応した電気の種類(電圧)に変えるのが変電設備です。
変電設備は鉄道会社には何個もあります。新幹線、在来線用など様々です。
変電設備工事は上記で説明した変電所の建築、メンテナンス、管理が仕事内容になります。
線路工事
電車を走らせるための電気は、トロリ線という設備に電車の上についている「パンタグラフ」といった部品を当てて通電させています。変電所から電車までの設備を工事するのが主な線路工事になります。
線路には他に電線を支えるための支持塔から電車に合図する信号などの設備の新設、定期点検が他の仕事内容になります。
駅の設備工事
皆さんにとって一番身近な鉄道電気工事が駅の工事だと思います。
モニター、改札、駅構内の照明、空調設備などの設備工事するのが役目です。
新しい駅が出来る時の新設はもちろん、既存である駅点検などもしています。
この他にも電気工事士はさまざまな仕事があります。
覚えることはたくさんありますが、知識がどんどん身につくためとても成長できる仕事と思います。
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